【インテリア・デザイン本紹介 #001】流れがわかる!デンマーク家具のデザイン史

こんにちは。
今日は、誠文堂新光社から出版されている「流れがわかる!デンマーク家具のデザイン史」という本をご紹介したいと思います。

本の概要

家具デザイン、特に椅子デザインの歴史は、
「デンマーク」という国が中心となって成り立ってきたと言っても過言ではありません。

この本は、そんあデザインの国とも言われる「デンマーク」のデザインの歴史を、
作り手やデザイナーに注目し、わかりやすく説明してくれている本です。

著者は家具デザイナーで、京都工芸繊維大学などの大学で講師も勤めている「多田羅景太(たたら けいた)」氏です。

 

デンマーク家具のデザイン史

デンマーク家具のデザイン史

おすすめ理由01

おすすめ理由のひとつ1目は、
デンマークの有名デザイナーたちの相関図があることです。
※P56、P57に記載があります。

アルネ・ヤコブセンや、ハンス・J・ウェグナーなど、家具に興味がない人でも一度は聞いたことのある著名な家具デザイナーが、デンマークにはたくさんいます。

そのデザイナーたちの相関図を紹介してくれているので、
どの時代にどのデザイナーがどうゆう関係で活躍していたのか、
一目でわかるのがありがたいです。

もちろん、デザイナー個々に焦点を当て、詳しく紹介もしてくれています。

おすすめ理由02

主な家具メーカーとデザイナーの関係図があることです。
※P180、P181に記載あります。

どのデザイナーがどの家具メーカーから作品を発表していたのか、よくわからなくなってしまうのですよね。
それを図解でわかりやすく説明してくれているので、大変ありがたいです。

また、製造ライセンスの移行について図でまとめられているので、大変分かりやすいです。

この相関図の為だけでも、この本を買う価値があると思います。

まとめ

  • 作者:「多田羅景太(たたら けいた)」氏
  • 出版社:誠文堂新光社
  • 発行年:2019年
  • 定価:2700円+税

金額以上の価値のある本だと思います。
是非、家具がお好きな方、家具の歴史に興味がある方、また学生さんにも読んでいただきたい本です。

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